2014年1月15日(水)
No.90 Dendrobium Himezakura 'Fujikko'
 デンドロビウム ヒメザクラ ’フジッコ’(Dendrobium Himezakura 'Fujikko'、個体名から塩コンブをイメージしてしまいますが、他のサイトでも紹介されているように、丈夫で花付きのよいデンドロ交配種です(バルブを仕立てておらず乱雑で少々見苦しい点はお許しください)。NSは4cm×4cm、草丈30cm程度、株全体が花に覆われ爽やかな香り(サロメチールを弱くしたような匂い)もします。デンドロに多い前年のバルブに花を付けるだけでなく、今年伸びた新バルブにもいくつか花を付けます。5年ほど前に家内が友人から貰ってきました。素焼き4号鉢にミズゴケで植え5月半ばから11月上旬の間は外に吊し直射日光と雨に当て、油粕5粒程度やるだけの放任状態ですが、どんどん増え勝手に咲く感じです。ただ昨年はコナカイガラムシ(ワラジムシを小さくして白い粉をまぶしたような姿でよく動き回ります)に難儀し、殺虫剤の世話になりました。>>コメント、問合せ等はコチラから
2014年1月14日(火)
No.89 市内蘭展の様子
Lc.(Cattleya) Nippon 'Livinza' Paph. insigne N V. Yano Blue 'JR28' 
Paph. Prince Edward of York Soph.(Cattleya) roseaN Ludicia discolor
Vanda coerulescens蘭子 8カトレア類認忘れN パフィオ-1
パフィパフィオ-オ-2様 Nオンシジューム類o.87  私のスプレンディダム(中央)
 H26年1月11-13日の冷え込み厳しい折り(11日の盛岡最低気温-9.6℃)、盛岡洋らん協会とオーキッドクラブ岩手の洋らん愛好会による恒例の蘭展が市内のデーパートで開催されました。カトレア、パフィオペディラムなど私の7株を含む170株程度が展示されました。上掲写真の7株が表彰されました。ランの花の色や形、それに会場に漂う独特の香りに人気がありました。また、今回は毎日先着30名にラン苗(カトレア、パフィオ、セロジネなど)進呈企画があり、開場後瞬く間に完了するほど人気がありました(これをきっかけにラン愛好者が増えると良いのですが)。3日間で350名ほどの見物者がありました。会場は乾燥しており時折葉水するも焼け石に水の感じでした。>>コメント、問合せ等はコチラから
2014年1月10日(金)
NO.88 Paphiopedilum sukhakulii fma. album
 パフィオペディラム サクハクリの白花種(原種)です。NSは12cm×8cmほど、花茎の長さは30cm、無香です。夏場に葉焼を起こし弱っていましたが回復しなんとか年に1回の開花は果たしました。館林の蘭園から4年前に入手。3寸プラ鉢にミズゴケ、丈夫な感じです。>>コメント、問合せ等はコチラから
2014年1月10日(金)
NO.87 Zigonisia Roquebrune‘Murasakikomachi’
 ジゴニシア ロケブルーネ ’ムラサキコマチ’(Zygonisia Roquebrune‘Murasakikomachi’)交配種です。No.68で紹介したのと同じ株です。今年3回目で不定期に咲きます。オンシジュームなど多くの蘭は新しい芽が生長し十分にバルブ等が充実した場合に花芽が出て来ますが、本種は新しい芽が伸びてくるのと同時に花茎が現れ伸びてきますので、咲くか咲かないかは早い段階で分かります。今回は一つの芽から2本の花茎がで出来ました。匂いはありません。開花期間が1月来以上と飽きてしまうほど長い種類です。>>コメント、問合せ等はコチラから
2014年1月7日(火)
No.86 Oncidium spectatissimum
 オンシジューム スペクタチッシマム (Oncidium spectatissimum)、これまではオドントグロッサムOdontoglossum)扱いされていました(原種)。花のNSは7cm×7cm、強い芳香があります。2年前に東京ドームで入手。花茎がやたらに長く伸び長さは125cmにもなりながら11個の蕾が疎らな付き方のためか余り株の姿はよくなく、また重心が高くなり鉢が不安定です。栃木では夏にヘレヘレ状態になりお陀仏かと心配していましたが、盛岡に来て勢いを盛り返した感じです。3.5寸素焼鉢にミズゴケ、常に湿り状態。>>コメント、問合せ等はコチラから
2014年1月1日(水) 
No.85 Oncidium splendidum
  オンシジューム スプレンディダムOncidium splendidum)原種です。トリコセントラムTrichocentrumとも呼ばれています。花のNSは5cm×5cm、花茎の長さは70cm、無香です。花弁がとても鮮やかな黄色で金属光沢の質感がある蘭展には定番のオンシです。葉は分厚く堅く多肉質で秋になると紅茶色に色づき綺麗です。3.5寸素焼きにミズゴケ植え、夏は屋外で50%遮光下に吊していますが雨には当てず、年中乾かし気味に育てています。花茎は毎年出てきますが、温度、湿度の不足のためか花弁が十分に開かない年もあり、作りにくいと感じています。10年以上前に栃木の蘭園から入手。なお同種で、花茎の長さは二分の一、花の大きさが倍ぐらいの個体が東京の蘭園から展示販売されていたのを2年ほど前に出くわしました(手が出せませんでした)。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年12月29日(日)
No.84 Oncidium chrysomorphum
 オンシジューム クリソモルファム(Oncidium chrysomorphum)原種です。花のNSは1cm×1.5cm、草丈30cmほど、芳香あり。小さな淡黄色の花が沢山咲きますが、全体に地味な感じのオンシジュームです。今年(2013)2月の東京ドーム、エクアジェネラより入手、駄温鉢3寸にミズゴケ、常に湿り状態にしています。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年12月27日(金)
No.83 Gastrorchis pulchra 'Fredensborg' の花茎出現

ガストルキスさんの温室で
(2013年3月撮影)
 花ではありませんが、待望のガストロルキス プルクラに花茎(6cmほど)が現れてきました。4号プラ鉢で今の所4本、一番伸びているものは10cmほどになっています。咲けば右の写真のようになります。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年12月27日(金)
No.82 Coelogyne Intermedia
 セロジネ インターメディア(Coelogyne Intermedia)が8月(No.49)に続き再び咲きました。古池の匂いあり(そんなに悪くない)。いつもは今頃からなのに今年は何故か夏にも咲いており、今回は4個の花茎が出ています。この種は花茎が通常完成(成熟)したバルブの根元から伸びて咲きます。しかし花茎が右の写真円内のように夏にはバルブの頂点から出て開花し、そして今また根元から伸びて咲きました。バルブ頂点から咲いたのと、同じバルブから夏と冬に花茎が伸びたのが変だなと思っています(まあどうでもいいことと言われそうですが私には珍事で、1つのバルブから2度の花は儲けものでした)。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年12月20日(金)
No.81 Koellensteinia graminea
 ケレンステイニア グラミネア(Koellensteinia graminea)原種です。NSは1.5cm×1.5cm、草丈20cm程度、無香です。花は、肉厚でクリーム色の花弁に赤紫の縞があり、小さいながら綺麗なランです。複数花茎が出ており全部咲くといいのですが、既にいくつか蕾が落ちそうで困っています。たぶん湿度不足が原因ではないかと思っています。盛岡でとても元気なので夏涼しいのが良いようです。小さい株で他のランの間に埋もれて、咲いても見落としてしまいそうな存在です。今年の1月に中野洋ラン園から入手。2寸ほどのプラ鉢にバーク植え、常に湿った状態にしています。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年12月17日(火)
No.80 Cymbidium kanran
 シンビジューム カンラン、いわゆる寒蘭(Cymbidium kanranです。NSは6cm×4cm、花茎の長さ25cmです。地味な花で2輪しか咲いていませんがとてもよい香りがします(芳香剤にこのランに似たのがあります)。もう一つの花茎が伸びてきています。東洋蘭の世界では奥の深い蘭らしく、花色は赤白黄桃など様々なものがあるようです。また、葉とか草形の違いも色々あり、とても高価な個体もあるらしいです。4寸プラ鉢に細中粒の砂、一般的なシンビとは大きく違いやや乾かし気味の水やりをしています。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年12月16日(月)
No. 79 Scaphosepalum swertifolium var. roseum
スカフォセパラム スワーティフォリウム ロゼウム(Scaphosepalum swertifolium fma. roseum)原種で、3花茎の内の2つに花が咲きました。本来は花弁が真一文字に開き姿よく咲くのですが、部屋が乾燥しているためか内側に曲がってしまいました。この状態でのNSは2cm×1cmほど。香りなし。濃いピンクの小さな花をひっそりと付けるなかなか渋いランです。この夏にクール系の種類も豊富な中野洋ラン園から入手。株は元気ですが上述のように花が萎縮してしまい残念。マスデバリアの類に似ている感じです。2寸ポリ鉢にヤシガラ、常に湿らせています。>>コメント、問合せ等はコチラから
 
2013年12月3日(月)
No.78 Cyrtogomestele (Odontocidium) Susan Kaufman
 キルトゴメステレ スーザンカウフマン (Cyrtogomestele Susan Kaufman)、交配種です。 属名をオドンオシジューム(Odontocidium)やミルトニオプシス(Miltoniopsis)として表示されることもあります。薄葉系のオンシジュームの仲間です。NSは3cm×3.5cm、花茎の長さ60cm、香りなし。花茎がよく育ち充実すると幾つにも分枝してつぼみが付きなかなか豪華ですが、本株はわずか9輪が付いているだけで、少々貧相です。花弁の赤色が鮮やかです。不定期に咲き花の寿命は1月位と長く楽しめます。比較的丈夫です。栃木の蘭園から入手。3寸素焼き鉢にミズゴケ、年中湿り状態に保つと元気に育ちます。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年11月24日(日)
No.77  Brassia Hibiya Star 'Spider Split'
 ブラッシア ヒビヤスター ’スパイダースプリット(Brassia (Brassada) Hibiya Star 'Spider Split')交配種で、両親はBrassiaAdakeiliana×Brassia longissimaです。NSは15cm×20cm、花茎の長さ60cm程度、11輪、オレンジの花弁に黒褐色の斑点、クリーム色のリップで香りなし。写真は開花開始から1週間程度経過した状態です。本種は2011年の東京ドームにBrsa. Hibiya Star 'Spider Split' の名前でレッドリボンを受賞。見入る人、写真を撮る人が多く人気がありました(ブログでも紹介あり「ex.花の公園・俳句ing」)
  添えられたラベルに出品者「らんの里 堂ヶ島 」とあり、早速ドーム内のらんの里の販売ブースに行き入手方法を尋ねると、1年位後には可能かもとのこと。翌年12年1月に電話で再度無心すると、「2寸プラ鉢の苗なら分けられる」と云われ、即いただきたいとお願いし、2月の東京ドームで苗2つを受取ることができました。今年13年の春に鉢増し、冬家の中でも特等席に置き乳母日傘で育てた甲斐があったのか、そのうちの一株からこの10月終わりに待望の花茎が突如現れました(見た瞬間は最高の気分)。ただ咲いてみると展示株と比べて花弁の紅色が淡い感じがします。日ごとに色が濃くなってきているのでもうしばらく様子をみたいと思っています。開花したら「らんの里 堂ヶ島」に報告をと思っていましたが、今年13年7月一杯で残念ながら営業を終了されたようなので叶いません。なお本日開催の盛岡ラン協会の月例会で第1位の評価を戴きました。
 一つを3寸ポリ鉢(今回咲いた株)、もう一つを3寸駄温鉢にそれぞれミズゴケとヤシガラを半々に混ぜたもので植え込み、年中カラカラにせず、夏は50%遮光下においてきました。
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2013年11月18日(月)
No.76  Bulbophyllum rothschildianum 
  
 バルボフィラム ロスチャイルディアナム(Bulbophyllum rothschildianum) 原種です。一花茎の小さな株で、7輪咲いています。花全体の大きさは18cm×15cmほど、花の高さは25cm程度です。バルボフィラムの中では大きな花を付けます。花の先端が細く垂れ下がり一花茎ながらなかなか豪華です。蘭展などで大株で複数の花茎が出たロスチャイルディアナムを見ますが、その姿は迫力満点です。リップ(写真で花弁のV字の隙間の上部、特に赤い部分)が風で揺れるのがユニークです。香りはなし。花の寿命は短く1週間ほどです。栃木の蘭園から入手。ポリ3寸鉢にミズゴケ植え、猛暑に強く、水が大好きのようです>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年11月14日(木)
No.75 Ansellia africana
 アンセリア アフリカーナ(Ansellia africana)です。9月4日に咲いたNo.53と同じ株です。5寸鉢と少し大きな株で、今年は4本の新しいバルブができました。その1本目に続き3本目が咲きました(2本目はあいそなしでした)。同時に咲くと迫力が出ますが、私の元では一つずつしか咲いてくれません。花は1ヵ月以上もソーセージの匂い(臭い)を漂わせながら咲き続け、「まだ咲いてるわ」と思うほど持ちがいいです。夏中、直射に当て水も切らさないようにしてきました。株元では沢山の根が鉢表面から空中真上に突き出しています。このランは枝に付着して育ちますが、この突き出す根で落ち葉などを根もとに溜め、水や栄養源にしているとのことです。カタセタムなど他のランにも見られますね。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年11月12日(火)
No.74 Rhyncholaeliocattleya Spotted Gem 'Snow Leopard'
 カトレア スポッテッドジェム ’スノーレオパード’Rhyncholaeliocattleya Spotted Gem 'Snow Leopard')交配種の点花種です。2輪ですが開きが十分ではありません。緑がかった厚い花弁に濃紫紺の斑点が入ります。普通、夏咲ですが、今年1本目のバルブ(新芽)には花は付かず、今回2本目のバルブが伸びて今頃に咲くことになりました。NSは7cm×8cm、花茎の高さ28cmです。香りはありません。ハワイのKawamoto orchidで育種されました。広島の蘭園から入手。ミズゴケで3寸素焼き鉢。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年11月6日(水)
No.73 Miltonidium Sp.?
 ミルトニジューム(Miltonidium)に近いかなと思われますが不明の名無しです。草丈25cmほどの小型のオンシジューム似(薄葉系)で、花のNSは2cm×2cm、無香です。ただ今4本の花茎が伸びていますが、その一つが咲ました。2年前に買った時のラベルにあった名前のランはこの株とは全く別のランだといことが分かりました。一杯食わされた感ありで残念でしたが、なかなかの美花なので名無しではありますが良しとしています。どなたか名前がおわかりの方、お教えいただけないでしょうか。3寸素焼鉢にミズゴケ、常に湿り状態で、どんどん育ちます。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年11月2日(土)
No.72 Cattleya Loddiglossa ’Honey Ball’
 カトレア ロディグロッサ ’ハニーボール’Cattleya Loddiglossa 'Honey Ball')交配種の点花種です。両親はアメジストグロッサ×ロディケシーです。NSは8cm×8cm、花茎の高さは60cm、7輪開花中ですがもっと輪数が多くなると全体が丸くボール状に咲いたようになります。爽やかな香りがします。花弁の斑点は表面より裏面に多く入る秋咲きのカトレアです。これまで花茎も40cmほどとコンパクトで支柱要らずだったのが、今年は良く伸び支柱が必要になってしまいました。入手日は偶然にも3年前の今日2日、市川市の蘭園から。素焼き4寸鉢にミズゴケ植え、丈夫なカトレアです。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年11月1日(金)
No.71 Liparis latifolia
 リパリス ラティフォリアLiparis latifolia)原種です。フィリピン、マレー半島など東南アジアに広く分布します。日本の山野草のスズムシ草の仲間です。花は地味な茶色で香りもないランですが、小さい花が房状に付き私の気に入りの一株です。NSは8mm×8mmほど、花茎の高さは25cm程度です。株の大きさや葉と花の形状、色はリパリス ヌタンス(No.41の右写真)に酷似していますが、本種の方がバルブの丈が短く、小さい感じです。今年2月東京ドームでタイのお店(トロピカルエキゾチック)から入手。駄温3寸鉢にミズゴケ植え、常に湿った状態で管理すると緑色がかった根が良く伸び元気です。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年11月1日(金)
No.70  Cattleya Lavender Ice × Cattleya aclandiae
 カトレア ラベンダーアイスとアクランディーの交配種(Cattleya Lavender Ice × Cattleya aclandiae)です。柔らかな香りがします。No.14(6月)でも紹介している同じ株です。カトレアの多くが開花は年に1回だけしかしませんが、本種は夏前と今また咲くという年に2度は楽しめるカトレア交配種です(まあ余り咲いても感動も薄く飽きますね)。>>コメント、問合せ等はコチラから
2013年10月23日(水)
No.69 Zygonisia Roquebrune‘Murasakikomachi’ 
 ジゴニシア ロケブルーネ ’ムラサキコマチ’(Zygonisia Roquebrune‘Murasakikomachi’)交配種です。NSは8cm×6cm、花茎の長さ50cmほど、開花直後は香りませんが日数が経つと淡い芳香がしてきます。紫の発色が良く鮮やかで、花茎と花のサイズも大きいため存在感があります(場所を取るのが難点です)。名前が紫式部と小野小町を合わせたような名前ですから、カタカナより漢字で紫小町と書くのが似合いではないかと思います。中野洋ラン園から、今年3月に花が終わりの株を入手。6月頃から新芽が伸びて、9月末に花芽が出て、開花となりました。不定期に咲くようです。プラスッチク4寸鉢にバークで植えられています。乾かないように水遣りしてきました。>>コメント等
2013年10月18日(金)
No.68 Rhynchostele Bic-ross
 オドントグロッサムのビックロス(Rhynchostele Bic-ross)交配種です。No.14、No.38でも紹介しています(不定期によく咲きます)。NSは5cm×5cmほど、花茎の長さは35cm程度、無香です。不定期に咲きます。赤茶色のリップ、点の入ったセパル、ペタルの花です。これも丈夫なランです。素焼き3寸鉢にミズゴケで、常に湿り状態を維持でご機嫌です。>>コメント等
2013年10月18日(金)
No.67 Oncidium Jiuhbao Gold 'Tainan'
 オンシジューム ジューバオ・ゴールド 'タイナン'(Oncidium Jiuhbao Gold 'Tainan')交配種の咲き始めです。写真では花弁が未だ十分に展開していません。NSは6cm×8cm、花茎の長さは100cmほどです。2株あるうちの一株、花サイズがオンシジュームの中では際だって大きく、花弁が鮮明な黄色です。そのため人気があるらしく最近よく売られています。10年ほど前の盛岡蘭展で台湾のお店から入手。花茎の長さの割に花数が少ないですが、上手に作られた株では、花茎が分枝して豪快に咲きます。4.5寸素焼き鉢にミズゴケ、盛岡では夏でも無遮光、新芽が伸びてくるに合わせて油かすを与え、粉状ハイポネックス1,000倍液を月2回ほど施用、水やりは雨に任せますが、晴れが続く時にはカラカラにしないように適宜人為的に水やりします。開花時期は不定期、バルブが完成すると花芽が伸びてきます。>>コメント等
2013年10月18日(金)
No.66 Paphiopedilum Iantha Stage
 パフィオペディラム アイアンサ ステージ(Paphiopedilum Iantha Stage)交配種です。NSは18cm×10cm、花茎の高さ35cm程度、無香です。手元に3株あるパフィオの一つです。派手さはありませんが、地味でありながら凜とした咲姿が受けるのか本種はとてもポピュラーですね。2輪咲きました(11/6)。丈夫で毎年咲きます。8年ほど前、館林の蘭園から入手。ポリポットにミズゴケで快調です。>>コメント等
2013年10月11日(金)
No.65 Oncidium coloratum
 オンシジューム コロラタム(Oncidium coloratum)、ブラジル産の原種です。NSは1cm×1.5cm、草丈5cmと小型ですが、赤と黄色の花弁が綺麗です。無香。中野洋ラン園から今年の8月に手に入れた新入りです。私の栽培条件にくじける様子もなく新芽を順調に伸ばし9月に花茎を現し、僅か5輪の蕾数ですが開花してきました。やや厚い葉をしており板付栽培されている写真をよくみますが、2寸素焼き鉢にミズゴケで夏場50%遮光下に吊して元気です。>>コメント等
2013年10月3日(木)
No.64 Stenoglottis longifolia
 ステノグロッティス ロンギフォリア(Stenoglottis longifolia)原種で地生(地面に生える)ランです。花茎に紫に斑点の入った花が沢山つきます。NSは1cm×1.5cm、花茎先端までの高さは40cm程度(光不足のためか徒長気味になり、花の着き方もまばらになっています)、もっと寸詰まりに作れば見応えのある一鉢になります。無香です。アフリカ原産ですが、これの交配種は山野草のムレチドリ(群千鳥)の名前でよく栽培されています。葉は柔らかく、株は洋蘭というより山野草のおもむきがあります。館林の蘭園から入手。駄温淺鉢にミズゴケ植え、冬でも湿り状態におきます。極めて丈夫でよく増え花も咲きます。>>コメント等
2013年9月30日(月)
No.63 Cochleanthes amazonica 
 コクレアンテス アマゾニカ(Cochleanthes amazonica原種です。名前にあるように原産地はアマゾン盆地。扇状にバルブのない葉っぱが茂るためファンオーキッド(fan orchid)と呼ばれる仲間の一つです。NSは8cm×9cm、草丈20cm程度、香り無しです。赤紫のスジが入る白色のリップが綺麗です。植物体(株)が小型の割には大きな花を着けます。例年冬に咲いていましたが秋に咲いてしまいました。
 (9/30に続いて11/6に2輪目が咲ました。上手く仕立てができてなくて花の向きがバラバラになってしまいました。写真には写っていませんが更にもう一つ花芽が出てきています。)
 2010年館林の蘭園から入手、2011年栃木で夏に枯れたと思いそのまま鉢を日陰に投げ捨てていましたが、秋になって新芽が枯れ株から出てきて復活してくれました。3寸駄温鉢にミズゴケ、年中水浸し条件なので管理が簡単、場所を取らない優等生です。
>>コメント等
2013年9月29日(日)
No.62 Rudolfiella picta
 ルドルフィエラ ピクタ(Rudolfiella picta原種です。ビフレナリア属などとするものもあります。NSは2.5cm×2cm、草丈25cmほどです。花は黄色の花弁に茶色の斑点が入り、平開せず僅かに芳香があり。中野洋ラン園から入手。プラ鉢2.5寸にバーク植え。>>コメント等
2013年9月29日(日)
No.61 Galeandra baueri


 ガレアンドラ バウエリ(Galeandra baueri)原種です。NSは3cm×4cm、今の所、草丈15cmの小さな株ですが4輪ほど咲きそうです。リップばかりが大きく花のほとんどを占め、1980年代にブームとなったエラを広げたウーパールーパーのような風変わりな形をしています。色はリップの先端部分が白くその中にピンクの筋が入ります。香り無し。広島の蘭園から入手。2寸プラ鉢にミズゴケ、生育期は水を切らさず、冬は強く水を制限します。>>コメント等



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