2015年6月30日(火)
No.300 Oncidium cirrhosum
 オンシジューム シルホーサム(Oncidium cirrhosum)原種です。コロンビア、エクアドル、ペルー産です。NSは4cm×6cm、花茎の長さ60cm、香り無しです。昨年の12月にも咲いていますが、今回は枝分かれが2本しかなく、花数が少なくなってしまいました。もう一つ別の株は咲いてもよい大きさになっているにもかかわらず花芽が出て来ません。また以前に持っていて今はラベルだけが残っている株は、花弁が細くてねじれ具合が複雑で、正に逃がした魚は大きいの想い出があります。コメント等はコチラ
2015年6月28日(日)
No.299 Oncidium Golden Afternoon 'Rich Yellow'
 オンシジューム ゴールデンアフターヌーン(Oncidium Golden Afternoon 'Rich Yellow')、交配種です。NSは4.5cm×4.5cm、花茎の長さ75cmあり。これも植え替えして作落ち気味、花茎も短く花数も少なくなりましたが、少しコンパクトになり扱い易くなりました。以前は冬咲きだったのが初夏に咲くようになっています。先ほど外に吊して冷たい雨(11℃、今頃にしては当地盛岡でも寒すぎ)に当たっているものを取り込み撮りました。コメント等はコチラ
2015年6月28日(日)
No.298 Cattleya Tropical Pointer 'Cheeta' BM/JOGA
 カトレア トロピカル ポインター(Cattleya Tropical Pointer)、点花種です。昨春に植え替えしたものの作落ちし、今回も1輪しか咲かずの状態です。NSは8cm×8cm、花の頂上までの高さは25cm、小型の色合いのきれいなカトレアです。コメント等はコチラ
2015年6月26日(金)
No.297 Masdevallia ayabacana
 マスデバリア アヤバカナ(Masdevallia ayabacana)です。ペルーの1,200〜1,800mの標高地に原産する一輪咲きの花の大きな種です。少し暑さに強いようです。NSは2.5cm×18cm、鉢表面からの先端までの高さは35cmです。花の中を覗くと何か引き込まれそうな雰囲気がします。前回2月と今回の開花の間に膨らんだツボミを折ってしまい、一回飛ばしの花となった次第です。花の保ちは10日ほどでマスデの花としては短命です。しかし、花が終わっても同じ花梗からまたツボミができてきます。この花は4回目のものとなります。コメント等はコチラ
2015年6月21日(日)
No.296 Cyrtogomestele (Odontocidium) Susan Kaufman
 キルトゴメステレ スーザンカウフマン (Cyrtogomestele Susan Kaufman)、交配種です。 薄葉系のオンシジュームの仲間です。NSは3.5cm×4cm、花茎の長さ50cm、香りなし。花弁の赤色が目立ちます。1985年に登録され、親はGomestele Wera Stoize×Cyrtochilum cimiciferumです。少し暑がる感じもします。3寸素焼き鉢にミズゴケコメント等はコチラ
2015年6月19日(金)
No.295 Masdevallia Sunset Jaguar
 マスデヴァリア サンセット・ジャガー(Masde-
vallia
Sunset Jaguar)、1990年に登録された交配種です。NSは2cm×9cm、草丈15cm、香りはありません。写真を撮る直前に仕立てたため花が上を向いてしまいました。赤色の弁に濃い斑点が入り、長い黄色のアンテナが目立ちます。斑点は親のchaparensisの血を受け継いでいるようです。この品種には黄色がかったオレンジから本個体のように濃赤色までいろいろな個体名を持つものがあります。花上がりがとてもよくにぎやかに咲きます。プラ鉢にミズゴケ植えです。コメント等はコチラ
2015年6月14日(日)
No. 294 Rhyncholaeliocattleya Toshie Aoki 'Blumen Insel'
 リンコレリオカトレア トシエアオキ 'ブルーメンインセル'(Rhyncolaeliocattlya Toshie Aoki 'blumen Insel')です。日本で育成され1980年に登録された夏咲きのカトレア交配種です。NSは10cm×12cm、花の高さは30cm程です。強い香りがします。花の仕立てが悪く左右の花の向きがバラバラになってしまいました。今やや緑がかっている黄色の弁はやがて黄色になります。濃い赤色のリップはビロード状で、園芸的によく改良された品種と思います。4.5寸素焼き鉢にミズゴケ、丈夫なカトレアです。コメント等はコチラ
 
2015年6月12日(金)
No.293 Galeandra baueri
  ガレアンドラ バウエリ(Galeandra baueri)原種です。コロンビア、ボリビア、ペルー、ギアナ、スリナム、ブラジル原産です。NSは4cm×4cm、鉢表面から花の先端まで30cm、4輪中2輪が咲きました。リップが目立つランです。これらの花が咲き終わると同じ花梗から新しいツボミが現れ再び咲き出します。秋まで次々に花を見ることができます。2.5寸駄温鉢にミズゴケ。コメント等はコチラ
2015年6月8日(月)
No.292 Masdevallia Golden Tiger 'Angel Tiger' HCC/AOS
 マスデバリア ゴールデンタイガー ’エンジェルタイガー’(Masdevallia Golden Tiger 'Angel Tiger')です。オレンジ色の花弁に赤いストライプが入り、NSは3cm×6cm、花の先端までの高さは20cmほどの小さなマスデです。サンフランシスコの蘭園Golden Gate Orchidsでオレンジ花のveitchianaに白に紫のストライプのある花のcalocodonの原種同志の交配で育成され、1991年に登録されています。今年5月末に中野洋ラン園からいただいてきました。プラ鉢にヤシガラで植えられています。コメント等はコチラ
2015年6月4日(木)
No.291 Bletilla striata
 シラン(Bletilla striata)です。少し盛りを過ぎた写真となりましたが初夏を感じさせる草花です。植えっぱなしで少し混雑してきたので4月上旬に掘り起こし、バルブ数を1/3ほど減らして植え付けました。そのせいか一面花だらけにはならずとなりました。ありふれた地生ランですが、よくみるとなかなか綺麗なランと思います。コメント等はコチラ
2015年5月25日(月)
No.290 Cattleya warneri fma. coerulea × Sib.
 カトレア ワーネリ セルレア(Cattleya warneri coerulea fma. coerulea × Sib.(Nobuko×Miranda))です。NSは12cm×15cm、高さは30cm、良い香りがします。10年以上前にランの会で小苗で配布されたもので、毎年バルブの数ばかり増え花はなく観葉植物化し、ある年には鉢中の根までカイガラムシの巣窟になっていました。それが今回やっと初花が咲き小躍りしたものの、花は形が悪く今一冴えないカトレアと分かり残念な思いをしています。とりあえず花を見たので了としたいと思っています。コメント等コチラ
2015年5月25日(月)
No.289 Oncostere Wildcat 'Blood Ruby'
 オンコステレ ワイルドキャット 'ブラッド ルビー'(OncostereColmanara) Wildcat 'Blood Ruby')です。12輪付いています。NSは6cm×7cm、花茎の長さは55cm、香りなし。ワイルドキャットは沢山の個体名を持つ株があります。本種は名前のように生血のような濃い赤が特徴です。昨日開催の定例会で戴いてきました。フラスコ苗から育てられた株です。定例会に展示された2株のうちの一株で、もう一つは、花色は酷似していましたが、花弁(セパル、ペタル)の幅がとても広い株でした。コメント等はコチラ
2015年5月25日(月)
No.288 Brsdm. Kenneth Bivin 'Santa Barbara'
ブラシジューム ケニスビビン ’サンタバーバラ’
Brsdm. Kenneth Bivin 'Santa Barbara')です。20輪咲く予定です。NSは11cm×12cm、花茎の長さは1mほどあります。一つのバルブから3個目の花茎です(同じバルブから2花茎が出ることはよくありますが、3個は珍しいと思っています)。最初は花芽ではなく新芽が伸びてきたと思っていました。色、形がユニークです。複数のバルブから花茎が同時に複数出るとより迫力があると思いますコメント等はコチラ
2015年5月18日(月)
No.287 Masdevallia princeps
 マスデバリア プリンセプス(Masdevallia princeps)です。4月上旬に続き咲きました。NSは3.5cm×27cm、花の高さは50cmほど。花の寿命は10日ほど、その後再びツボミが膨らんでまた咲くの繰り返しです。大きくて味わいのある花ですが、今回は下向きに咲かせてしまいパッとしない写真となりました。コメント等はコチラ
2015年5月18日(月)
No.286 庭のエビネ
  キエビネ、ジエビネです。キエビネは大型でジエビネを駆逐する勢いです。サルメンエビネもありますがクマガイソウの中に埋もれてしまい、写真に撮れずお見せできません。コメント等はコチラ 
2015年5月12日(火)
No.285 Schomburgkia species
 ションバーキアの交配種と思われます。NSは8cm×8cmほど、鉢表面から花の先端までの高さ45cmで4輪咲きました。花弁に少し点が入り、甘酸っぱい香りがします。昨年の初夏頃から伸び出した芽は、秋には2枚の葉の中に小さなシースを付けた直径1.5cm、長さ20cmほどのバルブになり、そのまま冬を越し、春先にシースを破って花芽が伸び出し開花となりました。6月末に咲いた去年より、1月以上も早く咲きました。品種名は不詳ですが色鮮やかなランです。コメント等はコチラ
2015年5月9日(土)
 No.284 エビネ
 近くの山本エビネ工房(滝沢市巣子(スゴ))にお邪魔してきました。毎年、この連休に温室が開放されエビネを見せていただけます。園主の山本氏は交配を重ねいろいろな花柄のエビネを作出されています。整然と並べられたエビネはまさに圧巻です。今年は急激に気温が上がったため、花茎が十分に伸びきらないうちに咲いてしまうのが多いと話されていました。一鉢だけ連れて帰りましたが、花が終わったら庭に植えるつもりです。
                                              
2015年5月9日(土)
No.283 Cattleya intermedia var. coerulea×sib.
 カトレア インターメディア(Cattleya intermedia var. coerule×sib.)、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン産です。ラベルからセルレア同士の他花交配種で作られた株ですが、セルレアではないようです。NSは8cm×10cm、花の高さは鉢表面から25cmほど、中型のカトレアで強い香りがあります。基本的に丈夫でよく咲きますが、今回はもう一花茎3輪が咲くはずが支柱を立てて蕾を矯正したら黄色く変色して全部落ちてしまいました。コメント等はコチラ
2015年5月8日(金)
No.282 Coelogyne peltastes
 セロジンネ ペルスタステス(Cologyne peltastes)、緑花系の一つです。NSは7cm×6cm、花茎の長さは35cmほど、微香あり。7輪咲いていますが、余り目立ちません。ただよくみるときれいな緑色をしています。この4月末の蘭展会場でラベルから、みかけないセロジネと喜んで買ったものの、後でパンジュラータ(Coelogyne pandurata)のシノニムと知り、喜び半減。スマホがあればその場で確認できたのにと悔やみつつ、持っていなかった種類なのでよしとしています。コメント等はコチラ
2015年5月6日(水)
No.281 Cypripedium japonicum
 クマガイソウ(Cypripedium japonicum)、昨年よりも1週間早く咲きました。NSは7cm×10cm、草丈30cmほど、香りはありません。一昨年は2輪、昨年は7輪、今年は14輪と花数が増えてくれました。こちらのお庭にはエビネとともによく植えられて、丈夫でよく育つランです。この時期になると強い風が吹くことがあり、花茎が倒れるので要注意です。この花を見るとようやく春本番を迎えたなと感じます。コメント等はコチラ
2015年5月4日(月)
No.280 Cattleya aclandiae
 カトレア アクランディアエ(Cattlya aclandiae)、昨年12月にも咲いています。NSは7cm×7cm、草丈15cmほど、小さなランですが強い香りがあります。コメント等はコチラ
2015年5月1日(金)
 No.279 春の蘭展(岩手鴬宿温泉森の風)
 4月25日から29日に掛けて、鴬宿温泉「フラワー&ガーデン森の風」で蘭展が開催されました。鴬宿温泉は盛岡市中心部から25kmほどの所にあり、桜満開の中で蘭展が開かれました。田口洋蘭園と八戸洋蘭園の出店もありました。
          
 ランのオブジェ、終了後アンケート回答者に抽選でプレゼントとのこと  青森県八戸と岩手県北の愛好家の出品でした
Paphiopedillum Gary Romagna Dendrobium treacherianum Dendrobium
Oncidium Margaret Arpophyllum giganteum Rossioglossum williamsianum
久しぶりに見ました
Epidendrum stamfordianum Cattleya lueddemanniana Encyclia aromatica
2015年5月1日(金)
No.278 Scaphyglottis pulchella
  スカフィグロッティス プルケラ(Scaphyglottis pulchella)、今年3月に続いての開花です。NSは3cm×3cm、草丈30cmほど、香りはありません。不定期に咲きます。コメント等はコチラ
2015年4月29日(水)
No.277 Masdevallia Kimballiana
  マスデバリア キンバリアナ(Masdevallia Kimballiana)、交配種(Msd. caudata × veitchiana)で、NSは3cm×13cm、高さ25cmほど、香りなし。1893年に登録され今から100年以上前の古い品種ですが、明るい黄色が目立つマスデです。2.5寸プラ鉢にミズゴケコメント等はコチラ
2015年4月27日(月)
No.276 Masdevallia Toyoki Kawatsura
  マスデバリア トヨキカワツラ(Masdevallia Toyoki Kawatsura)、交配種(Msd. Tuakau Candy × exquisita)で、1998年に登録されています。NSは2.5cm×10cm、高さ20cmほど、香りなし。白地に赤紫のスジが入る小型のマスデです。2.5寸プラ鉢にミズゴケコメント等はコチラ
2015年4月25日(土)
No.275 Encyclia aromatica
  エンシクリア アロマティカ(Encyclia aromatica、Encyclia incumbens)、メキシコ、グアテマラ、ブラジル、エルサルバドルに産します。NSは3cm×3cm、高さ60cmほど、名前のようによい香りを強く発します。2006年に大場蘭園で買っています。毎年冬の終わりに咲きます。花は緑がった白色で全体に地味で匂いがなければ存在感の薄いランです。3.5寸素焼鉢にミズゴケ+クリプトモス。コメント等はコチラ
2015年4月25日(土)
No.274 Cattleya Mini Charm 'Atsumi'
 カトレア ミニチャーム 'Atsumi'(Cattleya Mini Charm 'Atsumi')、1982年に登録の品種で、親はaclandiae×Gold Starです。3輪が開花、もう一つの花茎に4輪蕾がついています。細いバルブながら花付きがとてもよいカトレアで、不定期に咲きます。コメント等はコチラ
2015年4月21日(火)
No.273 Oncidium spectatissimum
 オンシジューム スペクタチッシマム(Oncidium spectatissimum)、ベネズエラ、コロンビア、エクアドル産です。NSは8cm×8cm、花の高さ60cmほど、匂い有り(生臭い)。5輪咲く予定です。花は少し派手で交配種の装いです。去年(2014)は花茎が1m以上伸び12輪咲きましたが、今年は花茎の長さも花数もその約半分になりました。3.5号素焼鉢+ミズゴケを3号駄温鉢(+ミズゴケ)に変えたのがよくないのかも知れません。かなり暑がります。コメント等はコチラ
2015年4月18日(土)
No.272  Masdevallia Falcata 'Yellow'
 マスデバリア ファルカタ 'イエロー'(Masdevallia Falcata 'Yellow')、交配種(coccinea × veitchiana)です。NSは4cm×9cm、花の高さ40cmほど、香り無し。黄色と白っぽい花が咲きました。両輪とも咲き始めからこのような色ですが、個体名から黄色が正解と思われます。中野洋ラン園から入手。2.8寸プラ鉢にヤシガラ植え。コメント等はコチラ
2015年4月11日(土)
No.271  Paphiopedilum javanicum var. floresianum
 パフィオペディラム ジャバニカム(Paphiopedilum javanicum var. floresianum)、ジャワ島、ボルネオ島に産します。NSは9cm×7cm、花の高さ40cmほど、香り無し。2010年にラン会で葉数の少ない小さな苗で入手、その後、元気よく育つものの葉っぱばかりの観葉植物状態が続いていたので、昨年末にまだ咲かないなら処分するぞと話し掛けておきました。すると、それが通じたようで年明けに一気に2つのツボミを付けました。手に入れてから一度も花を見せないランは、とてもイヤな存在ですが、逆にそんなのが初めて咲くと、花はどうでもよく、咲いたことに大喜びできます。3寸駄温鉢にミズゴケ植え。コメント等はコチラ



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